認可外保育園を使うとき、「補助金があるらしいけど、自分たちが対象なのかよく分からない」と迷いながら調べ始める方は多いと思います。制度の名称だけ見ても、どれが自分に関係あるのか見えにくいのが正直なところですよね。
チガサキテラスのエリア担当ライター、セイジです。わたし自身、子どもたちの保育園選びを経験していて、制度の調べ方で最初につまずいた記憶があります。施設を探しながら同時に補助の仕組みも確認するのは、意外と手間がかかります。
この記事では、無償化と市の独自補助の違い、対象になる条件、申請に必要なもの、公式の確認先を順番に整理しています。
認可外保育園で使える補助の種類を知る
認可外保育園に関係する補助には、大きく分けて二種類あります。一つは国が定める幼児教育・保育の無償化。もう一つは各自治体が独自に設けた補助制度です。
この二つは対象者も手続きも別々です。どちらか一方しか受けられないケースもあれば、条件によって無償化だけが使えるケースもあります。まず種類を分けて把握するのが、最初の一歩です。
無償化と市独自補助はどう違うのか
わたしが最初に混乱したのも、この二つの区別でした。無償化は国の制度で、全国共通のルールで設計されています。月額の上限内であれば保育料が補助される仕組みです。
茅ヶ崎市独自の認可外保育施設利用者助成は、令和7年度をもって終了しています。市の公式サイトに明記されており、令和8年度以降は対象者が存在しません。補助があるという情報が古いサイトに残っている場合もあるので、確認先は必ず市の公式ページにしてください。
無償化の対象になる世帯と利用条件
認可外保育施設等の無償化が適用されるには、保育の必要性の認定を受けることが前提です。保護者のいずれもが就労などの理由で、月64時間以上保育が困難である状況と認められる必要があります。
就労の場合でも、月の実績が64時間に満たない月は対象外になります。これは見落としやすい点で、パートタイムや変則勤務の方は勤務実績を毎月確認しておくと安心です。
年齢クラスと月額上限の見方
無償化の上限額は、お子さんの年齢クラスと世帯の課税状況によって変わります。茅ヶ崎市の公式情報をもとに整理したものが以下の通りです。申請前に必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。
| 対象クラス | 対象世帯 | 月額上限 |
|---|---|---|
| 3歳〜5歳クラス | 保育の必要性あり(全世帯) | 37,000円 |
| 0歳〜2歳クラス | 保育の必要性あり(市民税非課税世帯) | 42,000円 |
上限を超えた分は自己負担になります。保育料が月額4万円の施設を利用する場合、3,000円は手出しになる、という読み方をします。
対象施設で確認しておきたいこと
無償化の対象になるには、施設側が児童福祉法にもとづく届出をしていることが条件です。届出のない施設は、保育料がいくらでも無償化は受けられません。
施設見学や問い合わせの際に「届出の有無」を聞いておくと、後で手続きが迷走しにくいです。見た目や雰囲気がよくても、この確認を後回しにすると入園後に気づいて困ることがあります。

届出の有無、見学のときにひとこと聞いてみると楽ですよ
申請の流れと必要書類を確認する
認可外保育施設の無償化を受けるには、「子育てのための施設等利用給付認定」を茅ヶ崎市に申請する必要があります。この認定を受けてから、施設への利用料の支払いと補助のやり取りが始まります。
届出済みかどうかを施設に確認します。
保育課(市役所本庁舎1階)に申請します。
認定後、施設の利用料の補助が適用されます。
申請時期は早めに動くほど安心です。認定が間に合わなかった月分は遡って補助されないケースがあるため、入園が決まったら早い段階で保育課に相談するのが無難です。
就労証明など関連書類との関係
保育の必要性の認定には、その理由を証明する書類が必要です。就労の場合は勤務先が記入する就労証明書(市指定書式)を提出します。
- 就労:勤務先記入の就労証明書
- 妊娠・出産:母子健康手帳など
- 疾病・障害:診断書など
- 介護・看護:状況が確認できる書類
会社員の方は勤務先に依頼してから返ってくるまで時間がかかることもあります。余裕をもって書式を受け取っておくと、申請のタイミングで慌てにくいです。
転園や途中入所で迷いやすい場面
年度途中で認可外保育施設に入る場合も、認定申請は可能です。ただし認定が下りた月から補助が適用されるため、入所のタイミングと申請のタイミングを合わせることが重要です。
認可保育所から認可外へ転園する場合、以前の認定(2号・3号認定)の内容によっては、改めて施設等利用給付の認定が必要になることがあります。窓口に現在の認定状況を伝えて確認するのが確実です。
よくある勘違いと注意しておく点
迷いやすいのが「認可外なら全部上限まで出る」という思い込みです。無償化はあくまで保育料の一部補助であり、給食費や教材費、延長保育料などは対象外です。
- 給食費・教材費
-
無償化の対象外。施設ごとに金額が異なります。
- 延長保育料
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無償化の対象外。実費として支払います。
- ファミリーサポートの送迎のみ
-
送迎だけの利用は無償化の対象外です。
また、複数の認可外施設を利用しても、無償化の上限は合算で月額37,000円までです。施設ごとに上限が設定されるわけではありません。
公式情報はどこで確認するか
制度の内容は変わることがあります。検索で出てくるまとめサイトより、茅ヶ崎市の公式ページを直接見るほうが確実です。
問い合わせ窓口は、こども育成部 保育課 認定給付担当(市役所本庁舎1階、電話 0467-81-7172)です。申請書類の書き方から認定の条件まで、窓口で聞ける内容は多い。電話でも対応しています。
制度が気になったら今日できること
補助の話は「あとで調べよう」と後回しにしがちですが、認定申請のタイミングを逃すと、その月分が対象外になることがあります。施設の候補が一つでも出てきたら、今週末にでも市の公式サイトを確認してみてください。
わたし自身、手続きの流れを把握しておいたおかげで、入園が決まってから慌てずに動けた経験があります。制度の内容を頭に入れておくだけで、窓口に行ったときの話がずいぶん短くなるんですよね。
まずは茅ヶ崎市公式サイトで「幼児教育・保育の無償化」のページを一度開いて、今のお子さんの年齢クラスと世帯の状況を照らし合わせてみてくださいね。











